1本指でキーボードを打っていた元自動販売機補充員の俺が未経験でweb業界へ転職した話。

1本指でキーボードを打っていた元自動販売機補充員の俺が未経験でweb業界へ転職した話。

どうもダサうぇぶです。

今日は自動販売機補充員からweb業界に転職したときのことを語ろうと思います。

今、振り返って見ても昔からデザインセンスのカケラもなかった俺が、「未経験でよくwebデザイナーに転職出来たものだな」と我ながら感心してしまうのだが。

そんな俺が転職の際に感じたことや、自動販売補充員からどのようにweb業界への転職を果たしたのかを語ろうと思います。

転職を決意したきっかけ

自動販売機補充の仕事は、めちゃくちゃハードで体力仕事なのです。

俺は売り上げが高いルートを担当していたこともあり、繁忙期の夏場なんかは朝7時位から夜10時位まで休憩時間もまともになくぶっ続けで働いていた記憶があります。

当時20代前半だったため体力には問題がなかったのだが、30~40歳位の先輩たちは本気で辛そうでした。

しかも上の世代がいっぱいいため、出世して現場をドロップアウトするのも絶望的な状態だったのです。

このまま歳をとっても「現場で一生を終えるなんて絶対嫌だ。」と思うようになり、歳をとり体力が低下しても働けるように「特別なスキルが必要な職業に就こう」と思い転職を決意したのでした。

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なぜwebデザイナーに?

2010年頃、当時インターネット業界の盛り上がりがとにかくすごく、これからの時代はパソコンのスキルをつけるべきだと思うようになった。

ある時、何気なくインターネットで検索した時に、ホームページをデザインする職業があることを知る。そこで初めてwebデザイナーという職業の存在を知り「なんかカッコ良さそう」「モテそう」とか、不純な動機でwebデザイナーありじゃん。とか考え始めたのである。

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当時のパソコンスキルについて

俺の子供の頃はパソコンはすごく高価なもので(Windows96とか98とかの時代)勝手に触ると「壊れるからダメだ」とかよく両親に言われていた。

小学生の頃、友達が海外のエロサイトを見たせいでパソコンにウィルスが入り、親にめちゃめちゃ怒られたなどのエピソードを聞き、子供の頃の俺は何それ?「パソコンってめっちゃくちゃ恐いじゃん!」と思うようになり、パソコン=恐いもの。と認識することになる。

そんなこともあり、大人になってからも特にパソコンを使うことがほとんどなかった俺は、もちろんキーボードで文字を打つ時もブラインドタッチなど出来るわけもなく一本指でひと文字ずつ丁寧に入力するくらいのパソコンスキルだったのです。

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どうしたらwebデザイナーになれるか考えてみた。

ノースキルだった俺がどうしたらwebデザイナーになれるのか必死に考えてたり、調べてみたところweb業界に転職するためのスキルが身につけられるスクールがあることを知ることになる。

このスクールに通えば「ノースキルの俺でも転職できるじゃんか」と思い早速資料請求をしたのだった。

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大金をつぎ込んで。

パソコンスキルゼロの俺が最短でweb業界に転職するためには、お金を払ってでも専門のスクールで学ぶことが一番の近道だと思った俺は、KENスクールの「Web実践就転職総合コース」で学ぶことにした。

パソコン教室・ITスクール|資格と就職に強い【KENスクール】

俺が入ることになるコースは、実務研修講座「極」コーディング/制作編を含むことで、制作現場同様の環境の中、実際に現場で必要とされるスキルを身につけ、最短3ヶ月で即戦力となり得るスキルを習得できるとのことだった。

さらに、就職をサポートしてくれる専門のアドバイザーがいるところに魅力を感じた。

だがここの入学金が約40万ものお金がかかることが判明。

「40万って俺の給料2ヶ月分じゃんか!」「あと1ヶ月分たしたら婚約指輪買える値段じゃん!」と、考えつつもお金を払うことで「やっぱり転職やーめた」って状況を生み出さないためにあえて自分を追い込むことに決めたのだった。

まあ、迷わず分割での支払い方法を選択したけどね。

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エンジョイ!スクールライフ!

入学を決め実際に授業のスケジュールを組んだ結果、平日は仕事で土日に3〜4時間分の講座を組みこむと言うハードスケジュールをたてた。これが実にキツかった。

平日のハードな仕事がたたり、土日の講座の時にウトウトしてしまうこともあったのだが、新しいことを学ぶってすごく楽しいことで全てが新鮮だった。

ソフトの基本的な使い方から実践で使える技術を学んでいくことで着々と実力がついていく実感を得ることが出来たと思う。

また、分からないとこを、先生に教えてもらえるのがなんだか学生時代に戻ったようで楽しかった。苦労したことは山程あるがお金を払ってでも入学した価値はあったとを思う。

この生活を8ヶ月の間 続けることになるのです。

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仕事辞めることを上司に報告。

秘密裏に転職を企んでいたのだが転職までのスケジュールが見えてきたので、退職希望の3ヶ月前に直属の上司(太鼓持ちだけはやたら上手い)に仕事を辞めたいと報告することを決意。

ビビリの俺だったがもう後には引けず、いざ報告してみることに。

「あの・・・お話があります。」

上司「何だ?」

「仕事を辞めさせていただきたいと思っているのですが・・・。」

上司「何で?理由は?」

「やりたい仕事があるんです。」

上司「やりたい仕事?お前さあ、24歳だろ?もうそれなりの歳なんだから転職とか厳しいんじゃないの?実際そんなに世の中あまくねーよ。」

俺の心の声「はぁ〜!!24歳ってまだまだこれからだろ?アラフォーの太鼓持ち上司に言われたくねーし。じゃあ、あなたは世の中語る程の経験をしてきたのですかー?」

とは言えるわけもなく。

「僕は自分の人生で後悔だけはしなくないんです。過去を振り返った時に、あの時こうしていたらもしかしたらこうなってたかも?とかやっぱりこうしたら良かったとかそんな思いをしたくないんです。僕にとっては今が人生の分岐点なんです。無理を言っているのは承知していますが。どうかよろしくお願いします。」

上司「・・・。まあ分かった。とりあえず今すぐ辞めるわけじゃないんだろ?上に報告しとくよ」

「はい。ありがとうございます。」

その後、この話が所長に報告されなんとか退職を認めてもらえたのでした。これで3ヶ月後の退職が確定して、もう後戻りできない状況になったのです。

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退職まであと少しで問題発生!卒業制作の課題がダサさすぎて。

退職まで残り1ヶ月を切ると残りの講座のカリキュラムもほとんど終えていて、後は卒業制作課題のみとなった。実はこの卒業制作課題が超重要で、俺みたいな未経験組はこの作品の完成度により就職が決まるかどうかがかかっている。という程重要なものだった。

要するに私はweb業界は未経験ですが、スクールで学ぶことで「こんなセンスのいいサイトが作れるようになりました!」的なアピールするためのものです。

まあ普通の人なら一生懸命取り組んでそれなりのものを作れたのだろうが、そこは当ブログの筆者である俺!!もちろんそんなセンスがまるっきりなく卒業制作の課題には「クソダサいカフェサイト」を作りあげてしまったのである。

そこで思い切って就職サポートの先生に作品を見てもらいつつ相談してみることに。

「こんなものしか作れない未経験者の俺ですが、無事転職できるのでしょうか?」

就職アドバイザー「・・・・。作品はあったに越したことはないですが、作品が駄目でも違ったアプローチの方法がありますよ。例えば現在の仕事での実績を語るとか・・・。まあダサうぇぶくんはまだ若いからどちらかというと今後の可能性を含んだ言い方で企業先にアピールしていくといいかも」

俺の心の声あれ?今作品が駄目でもっていってなかったか?こんなダサいものは見せるべきじゃないのか?はっきり言ってくれ!てか、まだ若いから今後の可能性って・・。もう俺がつくった作品ガン無視だよね?そうだよね?なんとか言ってくださいよ先生ー。」

就職アドバイザー「とりあえず私も全面的にサポートさせていただきます。弊社のお付き合いがある企業も紹介できますし、未経験の方でも比較的簡単に出来るアルバイトの案件もございます。またweb業界について詳しく教えてくれるセミナーなどもありますので1度行ってみてはいかがでしょうか?

「はあ、、、。検討してみます。」

その後、セミナーに参加して情報収集に励んだり、履歴書や職務経歴書をアドバイザーの意見を聞きながら作成する日々を送っていた。クソダサい課題についても修正に修正を重ね少し良くなったレベルだがなんとか完成していよいよ転職活動を本格的にスタートすることになったのだった。

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結末

問題を残しつつも、自動販売機補充の仕事の退職の日を迎えることになり晴れてニートになってしまった俺はとりあえずハローワークに初めて出向いたのであった。

その時に、ハローワークでは仕事を紹介してくれたり自分で求人を見つけたりできることを知り、早速地元の企業でweb案件の求人募集がないか検索してみたところ。

従業員が10人も満たない会社だったが、昔からある会社(カテゴリーでいうと日用品雑貨を取り扱うお店)でwebデザイナー募集という求人を見つけた。

調べてみるとこの会社は最近ネットショップを始めたばかりで募集をかけていたのだった。

ダメ元で求人に応募し、書類一式を送付して待っていたところ数日が経ち、先方から連絡があり面接が決まった。

面接の時はweb業界未経験であるが熱意をしっかりと語り、前職でのアピールポイントを要約して話し、これらの経験を活かしたいという感じでまとめて話した。

その面接を終えた帰宅途中に俺の携帯電話が鳴った。

最初は試用期間として3ヶ月間はアルバイトというカタチでの採用になるけどどうかな?と持ちかけられ迷わず「働かせてください」と返事をしてしまった。

web制作会社ではないし、小さな会社だったけどwebの仕事ができることが嬉しかったのを今でも覚えている。

あの時の俺はまだ知らない

あの時の俺はこの会社に入社することで「ネットショップ」EC業界の凄さに魅了されていくことになるとは知るよしもなかった。

入社当時の売り上げが100万円にも満たなかったこの会社が2~3年後に売り上げが30倍になり従業員も30人程の会社になるとはこの時の俺はまだ知らない。

この会社に入社することで、俺の人生の転機になったことは言うまでもない。

おしまい。

さて今回は転職について語りましたが、今回はここまでとなります。

それではまた〜。

【暇人限定】暇な時は以外は絶対読まないで下さい。ダサうぇぶからの挑戦状!

レベル2の答えはここです。

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